志の高いプライマリ・ケア医が結集
プライマリ・ケアとは、簡単にいうと「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」となります。(参考:日本プライマリ・ケア連合学会)
プライマリ・ケア医(総合医療医)は、予防に興味のある人が多くいらっしゃいます。当団体の目指すところで示した、病気の原因(上流)から救急医療を要するところ(下流)に至るまでを、川の流れに例えた図でいう上流側で介入していくということです。
しかし、病院に勤務していると、どうしても下流で待っている立場になりやすくなります。また、関われる住民も病院周辺に限られてしまいます。
本事業では、上流で関わりたい志を持つ医師が緩く連帯して、山梨県内全体を対象に救急受診前の段階で住民の健康を守ることを目指しています。
「#7119」との違いは以下の記事に記載してありますが、当団体の特色として「日常救急医療に従事する医師が電話対応する」という点があります。
既存の「#7119」の相談体制は、看護師による対応が大半で、一部自治体では大学病院医師が当番制で常駐したり、リタイア後の医師が相談対応しています。
しかし、プライマリ・ケア医が、もっとも電話相談に親和性が高いと考えており、従来の体制よりはるかに質の高いものができると確信しております。
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